「ビートル」だから「カブトムシ」ですね。緑色のボディーなので、イメージしづらいかもしれませんが、「カブトムシ」のようです。角を左右にふって邪魔者を蹴散らしながら進みます。
「高速タイプ」と「低速タイプ」組み替えて作り分けることができるので。2度おいしい。どちらかと言えば、低速タイプの方が「ビートル=カブトムシ」っぽいですかね。いやこれは、あくまで「メカ・ビートル」(MechanicalBeetle)なのです。
ロボクラフトシリーズNo.3 「メカ・ビートル」
【 基本スペック 】
- 全長=195mm
- 重量=110g(電池を除く)
- ボディ材質=ABS樹脂製
- ギヤボックスの組みかえで2種類の走行スピードが選べます。
- ギヤボックス、モーター、逆転スイッチ付き
- 組み立て用ドライバー付き
- 単3電池1本使用(別売)
- 走行時間:アルカリ乾電池使用で、低速約3時間、高速約2時間
では、さっそく「メカ・ビートル」MECHANICAL BEETLE を作ってまいりましょう。
ちょっと細かいパーツがいっぱいありますので、取り扱いには注意が必要です。
はじめに❶電池ボックスを組み立てました。(battery case assembly) 接点部分はハンダ付けではなく、ゴムパイプ!3mmほどにカットしてねじ込むのであります。
続いて❷「逆転スイッチ」を組み立てます。(switch assembly) ひとつのスイッチで、前進・後退の操作が行える優れものです。細かい部品を慎重に扱い丁寧に組み立てます。ピンセットと拡大メガネが必要です。
次は❸ギヤボックスの組み立てです。(gearbox assembly) ギヤボックスは「高速タイプ」「低速タイプ」の種類からどちらか選択して組み立てます。まずは高速タイプでやってみました。続けてギヤボックスに❹モーターを取り付けます。(attaching motor)
❺ユニットの取り付けです。(attaching each UNIT)
お次は❻足の組み立てです。前足 Fore LEG・後足 Hind LEG それそれ左右作ります。後足は高速タイプの位置にセットしました。
そして❼クランクの取り付け(crank assembly) そしてケーブルを逆転スイッチに結線します。ゴムパイプが活躍します。後足Hind LEG(短い方)も取り付けます。
次は❽ツノの取り付け (HEAD assembly)クランクにつなげるリンクロッドも取り付けます。
❾前足の取り付け(Attaching LEGs)リンクロッドの後ろ側の丸につなげる「高速タイプ」にセットしました。
❿電池を取り付けて完成!!
さてさて、どんな動きを見せてくれるのか、お楽しみです。
おすすめ度
「逆転スイッチ」「ギヤボックス」などに小さな部品があり、取り扱いに注意が必要です。作業環境の「5S」「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾(しつけ)」が必要です。基本ビス止めとはめ込み式で、配線もゴムパイプで行うのではんだ付け不要の簡単さ。そして、なんとドライバー付き。TAMIYA社のパーツ加工精度はやはり素晴らしく、きれいにおさまっていきます。動きも高速モード・低速モードと選択できて、楽しめます。面白いです。
他のメカ・ロボットとタイムレースや相撲退会も面白いですね。高速モードだとずいぶん「狂暴」で「暴力的」なやつです。